こちらのヘビのような動物は実はヘビではございません。ではハブ?いやヘビでもハブでもトカゲでもございません。蛇のように見えるとある動物なのですが、こんなものに出くわした日には一目散に逃げ出したくもなります。もちろんこの動物はそれを狙ってこのような形になっているようですが、実に見事な擬態というわけです。ちなみにこれは何の動物なのだろうか。
こちらの動物はヘビではなく「Hemeroplanes Triptolemus」と呼ばれる蛾の幼虫だという。つまりイモムシなのである。まるでヘビのような風貌をしているが、敵から身を守るために進化の過程でこのような形状になった「擬態」と呼ばれる仕組みである。擬態には、葉っぱや花など動物以外のものに化けるものもいるが、このようにヘビにそっくりに化けるのは珍しい。
天敵はおろか、我々人間ですら恐れをなして逃げ出すレベルだ。
―なんと関節が動くらしいぞ
海外のWikipediaによると、この擬態となったヘビの状態で関節が動き、捕食者を威嚇するような行動もとるのだという。まるで心と体は完全にヘビのような状態となっている。そこまでまねるのであればもはや「ヘビ」として生きればよいのだが、どうしても飛び立ちたいのだろうか。
南米アフリカに生息しているようだ。
参考
http://en.wikipedia.org/wiki/Hemeroplanes_triptolemus
―海外の反応
やはり「スバらしい!」「気持ち悪い」との声が多いようだ。
・やめて!心臓発作の原因となる。
・なぜ牙をもって攻撃をしないのか
・お尻の牙があるのでは?
・本当に恐怖だわこれ
・このポケモンがどう進化するのか楽しみだぜ
・超クール!!
・この虫の進化について非常に重要な要素です。
・これは非常に感銘を受けましたありがとうございました!
・本当に気持ち悪い。
・それはクソ非常識だ
・イモムシがどこで「ヘビ」になれば生き延びるなんて学習したのか
・擬態は生きるための意識的な行動ではありません。進化の過程で生き残っただけです。
・キリンがなぜ長い首なのか、象がなぜ長い鼻なのか、すべて進化の過程です。
・気持ち悪くてかっこいいです。
やはりどこの世界でも「ヘビ」は怖いようですね。その「怖い」を淘汰したヘビは素晴らしい進化だ
参照
http://redd.it/1t8aeo